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大蛇の説明

蛇神楽・蛇押しで活躍する大蛇の説明

大蛇(だいじゃ、おおへび)

長さ 15メートル

重さ 300kg以上

太さ 直径40cm

 

一日かけての蛇押しを耐えられるように、とても強固に作られる。全身すべてワラでできており、当番組の指揮の元、祭の半月ほど前よりつくられ荒神の化身と化す。

大蛇と合わせて1m程の八体の小蛇も作られる。

 

大蛇頭(おおへびがしら)

八俣の大蛇と同じく、龍のごとき頭

製作には特別な技術を要し、宮ノ峠本山荒神社の本山、勢村家が伝えた。勢村家は備中神楽創設者の西林家と縁戚関係にあたる。

現在では蛇神楽を保存する会が技術の継承を行っている。

 

口は開閉し、蛇押し途中の休憩時には押し衆が大蛇に酒を飲ませる姿を見ることもできる。

 

蛇頭を引っ張るの当番組で、頭を地面に付けてはならない。

休憩時も押し衆は肩にのせて一服する。

各所をまわる為に蛇頭の押し衆は前に前に進もうとする。

直径は40cm

 

ワラを綯いねじりながら15cm程度の太い大縄を三本つくる。

それをしめ縄の要領でねじあげながら作成する。

胴には蛇押し衆が蛇を操る為の持ち縄が結ばれる。

 

胴を操るのは、次回の当番組の仕事。

とぐろを巻く時には蛇に挟まれたりと忙しい場所だが、

蛇胴の押し衆の動き次第で前に後ろへと蛇は動く。

 

 

 

尾を操るのは前回の大当番組の仕事。

 

前に進む大蛇の進行を阻止する。

時には蛇頭より前に進んだりと荒ぶる神そのもの。

 

とぐろを巻く時には走る距離も多く早く走らねば綺麗なとぐろが巻けないのでかなりの体力が必要になってくる。

 

 

 

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